【ピアノマンLEN誕生日＆７周年ライブレポ】渋谷マウントレーニアホールを包み込んだ“Tokyo State Of Mind”(東京への想い)

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【ピアノマンLEN誕生日＆７周年記念ライブレポ】
渋谷マウントレーニアホールを包み込んだLENの“Tokyo State Of Mind”（東京への想い）

2018年6月10日、ピアノマンLEN【HAPPY BIRTHDAY＆７th ANNIVERSARY」Special Concert】が開催された東京・渋谷マウントレーニアホールへ祝福に駆けつけた。

この日、リハーサルにも招待された。『日曜の朝』を歌ってくれたLEN。

LEN：
７年間楽しい思い出がいっぱいで、それをどう伝えようか？
僕も昨晩眠れなかったけど、皆さんも？でも、公演中に眠っちゃダメですよ。（笑）

そして、ファンと一緒に ♬ ナンノルル　サランヘ ♬

LEN：
皆さんやっぱりいい声だ。なんか感動した。僕が皆さんから一番聞きたい言葉が「サランヘ」だから。

そして始まった公演本番！たて続けに『Fly Higher』『Memory』『LaLaLa』オリジナルナンバー３曲を熱唱。【LENの歌教室】では、リハーサルで練習した『日曜の朝』のコーラスが会場に響き渡った。

LEN：

１人で歌うよりも、みんなで歌うことが好きなんです。「ノルル　サランヘ（あなたを愛してる）」という皆さんの声をいっぱい聞きたいです。

さらに、さだまさし『防人の詩』と『いのちの理由』を歌うLEN。

LEN：
さだまさしさんは僕に「言霊」を教えてくれた人です。歌い手の気持ちを教えてくれた大切な存在です。

The Beatlesの名曲『Hey Jude』では、韓国から駆けつけたアーティスト感あふれるお父さんがサックスを吹き、LENがピアノを弾きながら歌うという夢のセッションが実現！

LEN:
前から同じステージに立つのを心配してたんだけど。僕よりお父さんがカッコいいから。

ファン：
ケンチャナヨ！

LEN：
何が大丈夫ですか？（笑）
僕はお父さんから影響を受けて育ちました。車の中で70～80年代の曲を聴いてました。

「次の曲もそんな時代の曲です」と歌った曲がチョ・ヨンピル『もうそうだったらいいな』、KAN『愛は勝つ』、Billy Joel『New York State Of Mind』の３曲だ。

ここでLENパパが再びステージに上がって、赤いバラの花束をLENに贈った。サプライズに感動するLEN。

LEN：
今まで７年間、色んな所に行って、一緒に歌ったり、笑ったり、泣いたり・・・そんな自分がもらった感動を多くの人に伝えたい。それが僕の夢になりました。これからも僕と同じ夢を見て、側にいて欲しいと思ってます。

そんなファンへの想いを込めて、誕生日の5月31日に作った未完成の新曲『巡り愛』を初披露した。

LEN：
ラストナンバーは僕が来日して、皆さんに巡り逢うきっかけとなった曲で、韓国ドラマ「シークレットガーデン」OST『その男』を歌います。

優しく繊細で、かつ力強く伸びやかなロングトーン！あのスラリとした身体からストレートに発する圧倒的な声量！遥か遠い未来にまで連れて行ってくれる歌声が響き渡った。

#LEN (Vo,Pf)
#YukiFujibayashi (Sax,Arr)
#YukaTsutsumi (Key)
#KatsuyasuNarumi (Bass)
#ReiMaeda (Drums)
-Horn Section-
#Takahiro Mikami (Trumpet)
#YasumiTanaka (T.Sax)
#MarikoMihara (Trombone)

ピアノマンLENが歌ったBilly Joelの名曲『New York State Of Mind』（『ニューヨークの想い』）。

Billy Joelが西海岸のロサンゼルスでピアニストとして生計を立てながら３年間過ごした後、1976年に東海岸に戻って作った曲だ。曲中では何度も”I’m in a New York state of mind.”（「僕の心はニューヨークにある」）と繰り返される。

1990年には再来日したジャズ歌手のメル・トーメがこの『New York State Of Mind』の「New York」を「Tokyo」に歌い替え、圧巻のステージを見せた。

そして、時は流れ2018年。
温かいファンに支えられながら７年間過ごした「東京（日本）」がピアノマンLENにとって、愛おしい存在、“特別な街” になっている。LENが『New York State Of Mind』を歌う姿を見ながら、僕の耳には「New York」が「Tokyo」に聞こえていた。LENの “Tokyo State Of Mind”（東京への想い）を感じた。

そんなピアノマンLENの想いを胸に渋谷の街へ踏み出すと、色取り取りのライトに照らされた雨粒さえも陽気に、LENの誕生日と７周年を祝っているように目に映った。