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“有名人が語る英語・韓国語勉強法シリーズ”開始のあいさつ
こんにちは、キム先生の旦那のぼくでんです。
4月から新年度・新学期が始まり、1ヶ月が経ちましたね。
そんな中、どうしたら韓国語が上達するか?
韓国語の勉強をどう進めていったらいいか?
悩んでおられる方も多いようです。
そこで、新たな企画をスタートさせます。
その企画とは・・・・
“有名人が語る英語・韓国語勉強法シリーズ”!
自分の守備範囲である「英語・韓国語」と銘うっていますが、中国語やベトナム語も入ってくるかもしれません。
でも、どんな言語にしろ外国語学習の基本は同じなので、きっと韓国語上達のヒントが見つかるはずです。
外国語習得の達人の勉強法に貪欲に学び、どんどん取り入れていきましょう!
渡辺謙の“5ヶ月英語マスター3つのコツ”とは
その第1弾は、渡辺謙さん(新潟出身の56才)。
渡辺謙さんと言えば、数々のハリウッド映画の作品中や、取材中に流暢な英語で堂々わたりあってます。
その謙さんが、2016年4月28日放送のTV朝日「羽鳥慎一のモーニングショー」のインタビューで、“5ヶ月英語マスター法”について語りました。(※短時間の放送を見た記憶で書いているので、渡辺謙さんの引用は不正確な部分もありますが、ご了承ください)
渡辺謙さんは、翌日の4月29日からのハリウッド映画『追憶の森』(The Sea of Trees)公開に合わせて、映画、英語超短期習得、夫婦の絆などについて語っています。
TV朝日「羽鳥慎一のモーニングショー」では、
“今、オリンピックに向けて英会話を習うシニア世代が増え続ける”なか、
今回のインタビューもそこにターゲットを絞っているようで、
女子アナがのっけから渡辺謙さんに対して、
「シニア層」「40代以上の」「私のお父さんお母さん世代」を連発。
渡辺謙さんは自分を「年配者」扱いする女子アナに対して、
「お前どんどん、どつぼにはまってくな」
「羽鳥、お前いったいどういう教育してるんだ?」と笑い飛ばす。
こうした会話のキャッチボールを楽しむ姿勢・能力も、英語超短期マスターの根本にあるのでしょう。
女子アナは渡辺謙さんが42才のとき、『ラストサムライ』に出演したときの英会話習得のコツについて聞いていきます。
謙さんによれば、『ラストサムライ』出演まで5ヶ月しかなく、
英語の先生(英会話学校MSLで有名な奈良橋陽子さん)を相手に、とっかえひっかえ言い方を変えてみるマンツーマン実践練習を繰り返したそうです。
そして、とにかく相手に「伝えたい気持ち」や熱意が大切だと語りました。
「人間、5ヶ月もそのことに集中すれば、かなりのことができますよ」とのこと。
でも、たった5ヶ月とは・・・・。
驚異的なスピードです。
でも、そんな渡辺謙さんの姿は、韓国語を学ぶ僕たちにも勇気を与えてくれますよね。
そこで、渡辺謙さんの英語超短期マスターの秘訣を3つに絞ってまとめてみました。
“5ヶ月英語マスター3つのコツ”その1は、相手に伝えたいという気持ち・熱意。
英語や韓国語習得はあくまでコミュニケーションの手段なのだから、当然といえば当然ですよね。
私ぼくでんも、韓国語の基礎を学んだらさっそく韓国人女優に何度もファンレターを書きました。
返事は一通も来なかったけど、ハングルのタイピングの練習には役立ちました。
その後、キム先生と付き合い始めてからは、電話、メール、手紙で気持ちを伝えました。
相手に気持ちを伝えたい熱意があると、韓国映画やドラマを見ても、音楽を聴いても、「今度この表現を使ってやろう!」という“韓国語への感受性”が豊かになっていきます。
“5ヶ月英語マスター3つのコツ”その2は、英語・韓国語を勉強する「目的を持つ」こと!
渡辺謙さんは、ハリウッド映画出演ー世界進出という明確な目的がありました。
僕たちにも、
韓流アイドルにファンレターを送りたい、
カラオケで好きな韓国の歌を歌いたい、
韓国人の彼氏・彼女を作りたい、
字幕なしで韓国の映画やドラマを楽しみたい、
韓国語能力検定試験に合格したい、
韓国に旅行したら韓国語で会話したい、
韓国語を使った仕事をしたい・・・・
などいろいろあると思います。
さらに、2019年にはラグビー・ワールドカップ、2020年には東京オリンピックが迫ってます。
NHKの【テレビでハングル講座】も、ラジオ【まいにちハングル講座】も、東京オリンピックを意識した“おもてなし”ハングルの習得がレッスンの目標ですよね。
人間、明確な目標があると、集中力も高まるものです。
“目的と集中力の相乗効果”が生まれます。
“5ヶ月英語マスター3つのコツ”その3は、会話の例文をただ丸暗記するのではなく、英語の先生とのマンツーマンの実践的レッスンで、言い換え練習を繰り返すなかで、英会話力を磨いたこと。
野球の練習でも、一人で素振り練習ばかり繰り返していても、実際にピッチャーが投げた球は打てません。
もちろん、素振りも大切ですが、実際にバッターボックスに立ち、五感を研ぎ澄ませてバッティング練習したり、心理戦も含めた駆け引きのある試合を繰り返す中で、バッティングセンスが磨かれていきます。
そうした実践の経験が、また素振り練習にも生かされます。
英語・韓国語の会話力を磨く場合も、相手との駆け引きや臨機応変な対応力、瞬時の判断力は、英語・韓国語の先生やネイティブと“会話のキャッチボール”を繰り返すなかでしか身に付かないものがあります。
その実践の中で得た新たな発見や悟りは、テキストやMP3音声での勉強意欲や効果を促進します。
そうしたフィードバックの積み重ねが大切です。
ですから、あなたもできるだけ英語や・韓国語を使う実践=本番練習を取り入れ、英語韓国語のセンスを磨いてください。
【キム先生の恋する韓国語塾】でも、「こうした言い換えは可能ですか?」や「この表現はどういうシチュエーションで使えますか?」という質問を頂ければ、すぐに回答しますので、お気軽にご連絡ください。
渡辺謙さん、胃がんを乗り越え「果歩の全てを一生愛す」という“夫婦の絆”
さらに、渡辺謙さんは、2016年5月3日のフジテレビ「みんなのニュース」にもインタビュー出演し、“夫婦の絆”について語っています。
渡辺謙さんは今年2月、妻・南果歩さんの勧めで人間ドッグを受診し、早期の胃がんが発見され手術を受けました。
そして、妻の果歩さんも渡辺謙さんの入院中に人間ドッグを受けたところ、早期の乳がんが見つかり、3月に手術を受けました。そんなとき渡辺謙さんは、「果歩の全てを一生愛す」と語りかけて果歩さんを支えました。
お互いを思いやる心で、お互いの命を救った2人・・・。
こうした経験を経て、渡辺謙さんは「人生には終わりがあるんだなということを再認識した」そうです。
「人ってやっぱり本当に1人だとつらいし、自分を支えてくれる人がいるんだということをちゃんと認識できるかどうかというのは大事なことだと思います」。
4月29日より公開中の映画『追憶の森』(The Sea of Trees)も、夫婦の愛がテーマです。
主人公アーサーを演じるのは、オスカー俳優のマシュー・マコノヒーさん。
人生を終わらせるために富士の樹海を訪れるところから物語が始まります。
そこで出会ったのが、渡辺謙さん演じる日本のサラリーマン・タクミ。
映画『追憶の森』でも渡辺謙さんは流暢な英語で、迫真の演技をしています。
妻を失った喪失感から自殺しようとしたアーサー。
しかし、タクミと妻との思い出を語るうちに“妻の愛”に改めて気付きます。
渡辺謙さんも、常日頃から妻・果歩さんに愛を込めて「ありがとう!」と伝えているそうです。
さらに、今回の熊本地震で改めて実感したのは、
「こうやって大きな災害があったりとか、事故があったりとか、
今、本当に何が起こるかわからない時代なので、
そういう時に今日一日をちゃんと迎えられ、また閉じることができるっていうために、
今そこに誰がいたんだっていうことをきちんと確認するする作業が大事なんじゃないでしょうか」。
今この瞬間を、そしてその時間を共有する人を大切にし、一生懸命生きる。
渡辺謙さんのそういう人間としての根本姿勢。
これこそ、英語超短期間マスターのカギと言えるかもしれませんね。
⇒ 有名人が語る英語・韓国語勉強法シリーズ(その2)-ショーンKと神田昌典『お金と英語の非常識な関係』から学ぶ実践的学習法
(最新ニュース)
新たな企画が5月7日からスタートしました!
韓国ドラマ【太陽の末裔】(태양의 후예)で学ぶ韓国語会話~ユ・シジンとカン・モヨンの韓日英セリフ集~第1話①をぜひご覧ください。
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★NHK韓国語講座の投稿はこちら
⇒ 2016年4月28日NHKラジオ【レベルアップハングル講座】_第19課_依頼(4)_今日のレッスン復習~「迷惑・面倒をかける」3つの韓国語表現まとめ~
⇒ NHKラジオ【まいにちハングル講座】_2016年4月25日からの第4週目の復習と単語帳 ~鼻音化は「国民の法則」、舌側音化は「人類の法則」~
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★おすすめの韓国語参考書は
⇒ 韓国語初心者の勉強に向いているハングル参考書、キム先生のおすすめ3選(その2)―『どんどん身につく韓国語入門』(コスモピア社)
★おすすめの韓ドラは
⇒ 【太陽の末裔】(태양의 후예)はキム先生おすすめの韓国ドラマ。6月21日からの日本放送決定!~4/25のハングルニュース単語帳~
★おすすめの韓国語音声アプリは
⇒ 韓国語【音声ガイドアプリ】で足利学校を観光後、あしかがフラワーパークへ。大藤のライトアップはまるで「シャンデリア」~通訳案内士試験対策に音声スクリプトのご利用を~